実は日本最古のサッカースタジアム NACK5スタジアム大宮

NACK5スタジアム

台風15号が首都圏に接近するなか行われたルヴァンカップ準々決勝の2ndレグ。ガンバ大阪対FC東京の試合を埼玉県大宮市にあるNACK5スタジアム大宮で観戦しました。

NACK5スタジアム大宮までのアクセス

JR大宮駅からスタジアムまで徒歩約20分。東口から続く商店街を抜け氷川神社に向かうルートでスタジアムに向かいます。黙ってサポの群に付いていきましょう。商店街を抜け氷川神社の参道に入る交差点付近には、大宮アルティージャのオフィシャルグッズショップもあります。

大宮アルティージャオフィシャルショップ
スタジアムに向かう途中にあるオフィシャルショップ。この交差点を渡ると氷川神社の参道が見えてきます。
大宮氷川神社
晴れた日の氷川神社。試合の日には参道がサポで溢れかえります。

台風15号上陸直前のため試合時間が変更に。

関東に台風が上陸する恐れが高いことから、本来18時からのキックオフが2時間半前倒しの16:30からの試合開始に変更になりました。まずは前日の14時頃に時間変更が発表され、さらに当日の10時までに交通および気象情報をみて開催自体の最終決定がなされました。

ガンバ大阪戦ということでサポーターが関西圏から来ることが予想されるための対応もあったと思われます。日曜日の夜の開催で新幹線などが止まることもありえたので英断だったと思います。
おかげで試合中は心配していたほど台風の影響を受けることなく試合を観戦することできました。

雨の日のサッカー観戦

サッカーの試合中は傘をさすことはできません。カッパかポンチョを持参しましょう。つばのある帽子もあると雨の雫も防ぐことができてだいぶ楽になります。それから大きないわゆる家庭用ゴミ袋。これも持参しましょう。手荷物が雨に濡れなくてすみます。大きなビニール袋はなにかと便利なので私は雨に関わらず観戦グッズとして常に持参しています。

NACK5スタジアム大宮。ビジターには西日がきつい。

通常、スタジアムは両チームのゴールが南北に位置するように設計されています。選手の視線の先に太陽が位置しないための配慮ですが、NACK5スタジアム大宮のスタジアムは、その立地条件ゆえなのか両ゴールがほぼ東西に配置されています。

そのため昼の試合ではビジター側およびバックスタンドのゴール寄りのエリアは、もろに西日に焼かれることになります。
冬の寒い日ならありがたいですが、夏場はかなりきついので注意が必要です。

晴れた日の試合。ホームゴール裏に沈みゆく太陽。

訪れてみるとわかりますが、NACK5スタジアム大宮はかなり窮屈な造りになっています。敷地目一杯にスタジアムが立っているので、GATE1の入場などはまるでマンションの入り口のような感じです(悪口じゃありません)

nack5スタジアム大宮gate1
スタジアムGATE1付近。敷地に入るとすぐスタジアムだ。

スタジアムの移転計画も

Jリーグでは、スタンドへの屋根の設置を義務付けていますが、今後このスタジアムの立地でそれが可能かどうかとなると、素人目にみてもかなり難しそうです。

今後の拡張性の問題を抱えるNACK5スタジアム大宮。調べたら大宮公園グランドデザインという計画の中で、まだ決定事項ではないようですが、大宮公園の中での新規移転が計画されているようです。そのなかで新スタジアムは多機能スタジアムと位置付けがなされています….多機能スタジアム?嫌な予感がします。あの敷地内にまさか陸上トラックなどを併設したスタジアムを作るとは思えませんが、歴史ある現在のスタジアムを受け継ぐ素晴らしいサッカースタジアムになってほしいです。

NACK5スタジアムまとめ

スタジアム自体は、ピッチが近く観戦しやすいし、ゴール裏にいたってはかなりの傾斜もあり迫力満点です。個人的にこの規模のスタジアムが好きだっていうのはありますが、お気に入りのスタジアムの一つです。

スタジアム内の敷地が狭いため、スタジアムグルメは少なく期待できません。ただ大宮駅からのルートにいろいろなお店がありますからそこも含めてスタグルと考えれば悪くないかなと思います。

開放感あっていいけど、今回のように雨の試合では、やっぱり屋根はあったほうがよいですね。

ビジター自由席からの眺め。
ビジター自由席からの眺め。この日はポンチョをきたり脱いだりで忙しかった。

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