小さくたってあなどれない。「味の素フィールド西が丘」観戦記2019

真夏の夜。天皇杯3回戦。味の素フィールド西が丘。法政大学がガンバ大阪相手にジャイアントキリングを達成した試合を観戦しました。

スタジアムは東京都北区のにある国立スポーツ科学センター(西が丘)サッカー場。通称「味フィ西」。小さいけれど国立の競技場です。

味の素フィールド西が丘
2019年8月14日
天皇杯3回戦
ガンバ大阪-法政大学
KICKOFF 18:30

味の素フィールド西が丘へのアクセス

スタジアムへのアクセスは、都営地下鉄三田線の本蓮沼駅から徒歩で約10分。またはJR赤羽駅からバスで約10分。赤羽駅からはバスの本数も多いので比較的アクセスの良いスタジアムだと思います。ただスタジアムの規模ゆえ、現地でのスタグルは期待できません。赤羽駅で買い出し、もしくは食事を済ませてからの来場をオススメします。

味の素フィールド西が丘は国立のスポーツ科学センターなかにあるサッカー場です。

余談ですが、この「味の素フィールド西が丘」。調布の味スタの西側にある「味の素スタジアム西競技場」と名称が似ていてわかりにくいと言われていました。今では「味の素スタジアム西競技場」が「AGFフィールド」に名称変更されたので少しすっきりしました。それでもまあ馴染みのない方にはややこしいですが。

以前は「味スタ」「味フィ西」「味スタ西」が存在していた訳です…。と、こう書いていてもややこしい。

味の素フィールド西が丘にガンバ大阪が来る!

味フィ西へは、J3のFC東京U23の試合を観戦しに訪れたことがあり今回で3回目になります。収容人数が7,258人のコンパクトな競技場です。とてもピッチが近い。プレーする選手が間近で見ることができます。

今を時めく久保建英選手のプレーがちょっと前まで見ることができたのがここ味フィ西です。プレー中の動きもよく見えますし、選手間の声がけ、監督の指示などもスタンドまでよく聞こえます。試合後に選手がスタンド近くまで挨拶に来てくれることもあったりと、サッカー好きにはオススメしたい競技場です。

味フィ西 2017年当時の久保選手
2017年U23在籍時の久保選手。もちろん当時からスーパープレーヤー

今回はガンバ大阪(U23ではない!)がこのスタジアムで試合をする!ということで大阪からはもちろん、東京在住の多くのガンバサポも多く駆けつけていたようです。この競技場、この近距離でガンバAチームのプレーが見れるなんで夢のよう!ということで私も観戦に行ってきました。

天皇杯予選ということと、現在、味の素スタジアムがラグビーW杯のための工事のこともあり、この競技場でガンバのAチームのプレーがまじかでみられることになったのです。ありがたや。

味の素フィールド西が丘 スタジアムについて

入場口は競技場のコーナーに位置する2つだけ。売店も2箇所。トイレも2箇所。それらが一箇所に集中しているので試合前はそれなりに混みます。

当日はガンバ側入場口が大挙して訪れたガンバサポにより大渋滞しておりました。どうせ場内を回遊できる構造なのだから両入り口から入れればいいのにと思いましたが、こういうのは仕方ないのでしょうか?Jリーグではないし、ましては大学生の応援サポともめることなんてないと思うのですが…。夕方とはいえ真夏の西日がきつい中、長い待機列に長時間並ぶガンバサポはつらそうでした。

暮れなずむ味フィ西。写真はメインスタンドの中間あたりから。

スタジアム自体はスポーツ科学センターのサッカー場ということで芝のコンディションは良さそうです。さすが国立。常に緑を保っているそうです。

今回はメインスタンドで観戦しました。このスタジアムはVIP席以外は屋根がないので雨天時の観戦は厳しいです。こじんまりしたスタジアムですが、サッカー好きにはぜひ観戦に訪れてほしいサッカー場のひとつです。

試合終了。蒸し暑い中、法政大学がパワーあふれる試合運びで見事ジャイキリ達成。



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